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「ビバ」はイタリア語で、「青春の無駄足」は…英語だ!(違

人の行動には意志があり、それとは別に、世界とぶつかり、擦れ合って生まれる『潮流』のような感慨が
付きまとう。
『なすべきこと』、『できること』、そして『したいこと』。
この三つは意志に基づく行動において必ず分岐するものであり、多くの人間は保有するエネルギーの
力量に依っていずれかを捨てて、残ったものに縋りつくように生きていく。
捨てられるものは、残ろうとするものをさらに引きずり落とそうとする。
「なすべきこと」は、可能性や成否に心を奪われ、妥協し、縮小し、手放す。
「できること」は、責を負わぬことの快適さに負けて、目を切り手放す。
「したいこと」は、求められぬゆえの孤独や己が技量に恐れをなして、これもまた手放す。
だがまれに、この三つが重なり合ってしまう時がある。そんな時代の人間の裡には、断言できるほど
無敵の情操が清らかに燃えている。
己は無論のこと、隣り合う誰も彼もを暖め焚き付ける情操。 それを『青春』と呼ぶものである。

と、それはさておき最近まだまだ「燃えてぇー」という感情にくすぶっていたので、色々探ってるうちに
巷で燃えラノベとして流行中の「とある魔(略」をチラ見してみたのですが秒殺で敗退しました
なんだあのウスラ出来悪い厨二テキストは! あんなもんでこの俺がだまされるかよ!

やーごめんなさい。ファンまで否定するような言い草はひどいよね。んでも、正直な感想としてなんつうか
「今流行している『カッコイイ熱血』のテンプレままのノリをあまりお上手でない筆力で書き流している」
という感じでどうにも…。みんなアレじゃないの? 炎髪灼眼(笑)とか手乗りタイガー(笑)みたいな、
絵とかキャラが目的で読んでるんでしょ?
(そこでまた問題発言を重ねるかこの2●歳は)

・主人公、基本的に都合よく不死身くさいor助けてくれる誰かがいる。
・たった一つの武器や才能が局地的に最強すぎて生き延びれてしまう。
(もしくはあまりにも多才すぎて厭世的or孤独だけど実は情緒豊か)
・それが出てくる敵に様々な仕掛けで通じるので結果的に主人公TUEEEE。
・それを鼻にかけた強気姿勢を「激戦や生い立ちを経て根性据わった」ように見せかける事で
 「クールだけど内面が燃えている理想の漢」

みたいなテンプレで非常に読んでられませんでした。
俺が欲しい熱血ってこれのほぼ全逆なんですよ。

・常に「自分がやるしかない」のではなく「敵のやり方がどうしても我慢出来ないから対抗してしまう
(自発的なようで、実は突き動かされるように動く奴の方が魅力的じゃないですか?)
・成功も失敗も、優越感も屈辱も、自分のアイデンティティに絡みつく。
(それゆえに持ち前の個性が重厚で、無二の魅力になる)
・「主人公の力を通じさせる」のではなく「純然たる相手の力に苦しめられつつ、勝機まで耐え抜く」
(「~~さえできればこっちのもの」というのでは、手を抜いて戦っているように見える)
・欠点や非業は堆積して個性にするのではなく、克服して個性とする。
(設定が重いだけの構ってちゃんに興味はない。壁を乗り越えてこそ誰からも憧れられるヒーローなのだ)

そんな感じの「燃え」を探してます。
で、インデックスの毒を中和するために最近ミョーにラノベ読んでたりしました。
ボクの大好きな鬱作家・森橋ビンゴが美少女麻雀ライトノベルというトチ狂ったジャンルに挑戦した
ナナヲ・チートイツ」。
最近は「咲」ブームもあり、加えてしろ先生の萌え口絵に騙されがちですが、主人公がいきなり
女ヤクザの情夫としておまんこ舐めさせられたりしてて相変わらずのビンゴっぷりに安心しました。
麻雀小説としては「最終的にツキ」と超能力気味だったのは残念ですが、先生独特の中二じみた鬱展開も
健在で、個人的には満足。

んでこっから今回の本命ですが、ファミ通文庫のヒットシリーズ「学校の階段」に手を伸ばし始めました。
最近長編がご無沙汰だったので、バカテスとのコラボつながりで攻めてみましたが、アタリでした

「学校の中で競争する」という、幼稚な非行を活動とする非公式の部活を中心にした青春ストーリー。
特別超能力や人外が出てくる事もなく、それどころかレース会場としての設営や人払いさえも一切
なされない「日常の中の校舎」を走り抜けるという、なんともはた迷惑な部活動を通じて、
なかなか痛快に「青春の原動力」に迫ってる印象です。
学校の階段を走るから、というダジャレもある表題ですが、本質は

・世間からほんのちょっと価値観をずらしただけでも、どうしようもなくのめり込めてしまうこと
・たとえ他人から批難されてもやめる事ができない、迷惑な衝動
・打算やアピールを廃して表現された時、どんなショボい事でも人の胸を打ち得る

という、実にズルイくらい若僧の青臭さ礼賛という感じで面白いです。
主人公・幸宏が階段部にのめりこむ過程はやや力技ではありますが、それももてあました若さパワーを
手繰り寄せられての…と考えればそれなりに纏まりいいし。
今2巻目読んでますけどなかなか。あと、古式ゆかしき良ツンデレがいるのもポイント高いです。
そうなんだよ! ツンデレはこうなんだ!今ユミナ進めつつ「ちぇいすと☆ちぇいすっ!」で
にしきも攻略してるけど、源流ツンデレのなんと心地良い事よ…!
パーソナリティの中でも、ツンが悪癖であればあるほどデレの破壊力が増すのに、最近のツンデレは
とかく粗野で乱暴で、デレとのバランスが取れてなくて吐き気すら覚えるわ!
(そろそろお気づきでしょうが只今の石川さんはスコッチを一杯引っ掛けながら執筆中です)

話は階段に戻って。
残念だなーと思うのは挿絵。甘福先生の絵は可愛いのは確かなんだけど、それでもアスレチックな題材が
メインである本シリーズに向いてるとは言い難い。今更意見だが新参者ゆえカンベンしてくれ。
もっと漫画チックな人が迫力いっぱいに描いてくれた方が個人的には好みですが、挿絵に頼らない程度に
キャラは立ってるし、挿絵の役割もほとんどキャラ萌え構築に寄ってるので、そうと割り切れば
全然読めるんですけどね。

そんなわけで2巻を終えたら少し寝かせて、じっくり追いかけて行こうかなーと思います。
このエネルギッシュな作品は、最近停滞気味だった自分の同人根性をも蘇らせてくれるかもしれない。
あとまかでみと文学少女も読みたい。おおぉ、最近ファミ通文庫アツくないか?
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