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琥珀さんの茶色くてグラスに注ぎ込むと微妙に泡が立つかぐわしきアレとは似て非なる液体

琥珀ヱビスの時期が来た!と思ってさっそくグビリ。

…あるぇ? なんか記憶にある味より水っぽくね?
すっげー納得いかない感がモリモリと。
疲れてんのかタバコの吸いすぎなのか、やたら味がうすっぺらく感じた。
標準以上の味はするんだけど、以前飲んだ時のように俺の味覚の性感帯(日本語変)がおっきしない。
比べるのは刻だが同じ時節モノの一番搾りとれたてホップがヤバイくらい美味いだけに肩透かしを食った気分。
たまらんな、あの強い軽やかなホップの香りと爽やかさは。
じつはホップの香気など、ハーブ性の強い香りはは苦手なんだけどこれは別格。

「なんか妹モノでもやってみっかぁ」と思い適当に安かった「妹スマイル」なるゲームを衝動買い。
開始十分で見事なまでに漂うクソゲー臭、というかクソゲーでしかありえない感触に顔はホッコリ心は鬼面

臭いや感触どころかガッツリクソゲーでした
というか、個人的な感慨も含めて久々にまともにクソなエロゲーをプレイした気がする。

ビックリするのが、6人もヒロインがいながら日常で全く絡み合わないという、構成を投げっぱなした構造。
さらに落差のひどい立ち絵、面白みの一切ない催眠性テキスト、立ち絵のアクションどころか
ボイスが流れるたびにも1秒近く止まるスクリプト、それらのしょっぱい構築に対して
5G近く占領するインストール(もちろん激遅)などなど、もはや修練すら感じるクソっぷり。
あまりのクソっぷりに、せめてパッケで陣頭に立ってる3人くらいはクリアしようと思っていたのを断念。
これ以上プレイしたら俺の全身骨刃・否骨(INA-BONE)がパソコンごとぶっ壊してしまいかねん

石川さんは普段からあまり妹ものをプレイしてはいないのだけれど、それはストライクゾーン外だからではない。
かなり昔からこだわりが完成し、心に癒着しているためになかなか食指が動かないのだ。
思えば俺の妹萌えを完成せしめたのは今は亡きRUNEの佳作、「初恋」「Ricotte」である。
その後「思春期」にも傾倒した事を考えれば、じつに俺の妹萌えはRUNEに調教されたと言えよう。

それはさておき(あくまで個人的にだが)妹萌えの本領は、可愛くない者が可愛くなっていく姿と、
そういう存在のために主人公が精神的成長を見せる点にあると考える。
そこへいくと妹スマイルのヒロインは、設定上仕方ないとはいえ全員がヨソから降って湧いた妹な上に、
近親者としての気安さすら抱くヒマもなく最初から普通にエロゲーのヒロイン感全開で、面白みがまったくない。
むしろ妹である事がジャマですらある設定のヒロインすら。

年頃で外ウケもいい娘だから愛嬌はあるけど、慣れ親しんだ家族にはそれを発揮せず、可愛くない。
家族間で断絶してて交流してないけど、家族だから見捨てきれずに意識してしまう。
そういった、ある意味残念な状況からスタートして、長らく共に育ってきた距離感ゆえに、
歯止めが利かない密着っぷりを見せるのが妹萌えの本領だと、石川さんは思う。

余談だが、べびプリがイカしてるのはコレと真逆の事を上手に始めたからではないだろうか。
ただでさえ19人が全員美少女という、人類規模で難しいレベルの奇跡的家族がいる。
そんなもの、普通自分の家族だとは思えない。
だけど彼女たちには個々に様々な愛嬌や、クセや、難点があり、そういう子達がじつに地味に
天気の話やイベントの話、趣味の話などで小さくエピソードを積み重ねていく。
ありえないほど遠くの存在だったものが、至極真っ当に家族の絆を積み上げていく事でギャップ込みの感慨がある。
俗っぽい表現をするなら、最初は名前つきのお手軽オナペットが関の山だろうと踏んでいたヒロインたちが
普通の家族の一員として自分の脳内になじんで行く。いわば攻略可能ヒロインへの獣欲から、非攻略相応なほどの
家族キャラへの親しみにすりかわっていく快感がべびプリの本懐だった。

今はどの企画ラインも完全にラブモード入っちゃって実は追ってなかったりするのですが(ナヌ
一部完全にネタが尽きているヒロインなどもおり、正直立ち消えを待つ段階にすら感じる。
なまじ家族ものなだけに「ハイ終了」っていえないのが辛いところだが、ノベル版をきっかけに終わらせるのが
妥当ではないかと。再燃できるならそれもいいが。

話を妹ものに戻そう。
可愛げない子じゃないと妹じゃねえのかよ、というとそうでもない。根底からかわいい事で成功している
妹ヒロインもいるにはいる。
そういう場合、そんな子に愛されるのが相応しいくらい主人公が色々な点で好人物で、それゆえ外で人気者で
妹との距離ができている…とか、逆にろくでなしの主人公がいじましい妹の献身に癒されて転ぶ、なんてのもある。
(後者は苦手だけどね)

全てをひっくるめて言えるのは、妹萌えは生まれてしまった距離感を埋めるカタルシス込みで初めて
成立するのではないかという事。そしてその距離の性質が埋めたくなるようなものであればあるほど、
もしくはなんとしても距離を埋めたくなるほどいとおしい妹であるほど燃え上がる。
少なくとも妹スマイルはそういう要素ゼロ。降って湧いた妹に距離感ゼロの他人行儀。
肩が触れ合えば男女を意識し、朝起こしに来て朝立ちを見ちゃえば陥落ですよ。
 
 
 
朝からノッてきたので逆の、姉萌えについても記しておこう。
と言っても正直石川さんには姉属性がほとんどなかったりするのだが。

距離感を埋めたくなる妹萌えに対し、姉萌えのスタートは
遠くにあると感じる姉ヒロインが家族ゆえにいつでも近くに寄って来てくれる点にある気がする。
有能、才色兼備、誰からも好かれる、憧れと自慢の女性。
そういう人が身近にいる優越感、充足感、あと自己とのギャップから来る寂しさなど。
で、それらの引け目込みの感情を覚える自分を容認してくれる大らかさに惚れこんで行くものかな、と。

しかし正直なところ、姉萌えは妹萌えに勢力としては優ってないよなーと思う。
それは格付けの問題ではなく、一つ一つの作品において妹萌えに対して、姉萌えの成立が難しい点にあるのでは
ないかと考える。

妹は目下の者であり、基本的に主人公は保護者的立場になる。そうなると必然、主人公には妹の情報がある程度
筒抜けになり、学園や生活域が離れてたとしてもある程度の把握は難しくなく、自然でもある。

だが姉の場合はそうも行かない。向こうの方が保護者的立場だからである。
同じ学園に在籍していたとしても弟の方が姉情報に詳しいと俄然ストーカーっぽくなる
学園が違うならなおのこと、勤め人になっていたりするともう犯罪レベルである。
だが相手の事を知らないと近親者的エピソードは盛り込みにくい。
つまり姉は年長者ゆえに自主自立性が妹より絶対的に高く、妹のような手法は取れないのだ。

無論、手法的に無理だからといって全般的に無理というわけではない。
そういう距離感を逆手に取って、甘美だが閉鎖的で危険な恋愛関係を演出する事もできる。
しかしそれを目指すと一般の萌えを抜けて完全にアダルトゲームの世界に浸ってしまい、土俵が変わってしまう。
かくのごとく美少女ジャンルにおいて、姉とはじつに狭い生息区域を強いられているのだといえよう。
そりゃあ姉エロゲーのたいていが、キャラ情報が少なくても問題ないマンコまみれのオカズゲーになるのも
無理からぬこと。その方が楽だし本来の姉萌えコンセプトにも多少なり忠実だしね。

コレを打破するのは、特に美少女ジャンルでは難しいと言われて久しいファンタジー系ではないかと思う。
ファンタジーの何が優れているって、幻想の世界であるが故に日常描写が我々人間と同一である必要がない
という利点がある。

風習があって住んでいる街や村との密着が強く、色々な人が互いの事を知らせてくれる。
独特の信仰や宗教に基づいた生活流儀のおかげで離れた場所での生活も把握できて不自然ではない。
と言ったように、常識や固定観念を無視できるが故に、姉萌え成立の障害である情報難を制する事ができる。
歳が離れていても互いの事をよく知っていておかしくない。「現実じゃないから気持ちわるくないもん!」である。

他にもファンタジーという、この世のものならぬ常識・価値観の恩恵で、姉への憧れ・神聖視・欲望なども
より強烈に描ける。
現代世界で神に仕えるシスターなんていうと結構なキワモノだが、ファンタジーではわりと普通ですらある。
しかし問題は土俵が空想であるが故に、現実味、生々しさ、臨場感なども失いやすい点には注意したい。

正確に姉萌えではないが、ファンタジーの利便性が分かりやすい作品としてアセリアを挙げておく。
本作は主人公が殺伐とした異世界へ投げ込まれ、兄妹ともども生き残るために常識を捨てて剣を取るところから
話が始まる。そして戦っていくうちに仲間たちには自分の培ってきた道徳や常識が伝わるんだという安心感が
仲間への信頼と愛着、作品への強い没入感を育てる助けになっている。

コレが現実世界的だとそうも行かない事が少なくない。
大きな常識の中で目の前の小さな常識を破る行為を重ねるため、やたらと卑小でどす黒く、厨二的になる。
常識を捨てたような振る舞いをした所で帰るところや縋るものはまだ常識の価値観の中にあるという、
ぬるい連中の小競り合いになってしまうのだ。

そして、実はこの「常識」こそが姉萌えの妙味であり、スパイスであり、ハードルだと言いたい。
前述のとおり姉は妹より絶対的に成熟している。それゆえに、常識観も妹や主人公よりしっかりしている。
これに縛られる事の抑圧、これを踏み倒す事の愉悦、これを乗り越えた時の達成感。
姉萌えにはそういうものが付きまとってしかるべきではないかと。
妹の場合、妹自身が非常識な想いを抱いている自覚があるケースが多く、その審判や、共に常識を乗り越える
決意を固める役は主人公にゆだねられる。無論主人公がそこで退いて話は成立しないので、妹萌えにおける
常識踏破は半ば通過儀礼だと言えよう。

蛇足だが、ファンタジーだと妹萌えが成立しないわけではない。
単に妹と同じ土俵で勝負しにくい姉が、ようやく同じ土俵に立ちうる場だというわけだ。
そんなわけで世の姉萌えライターの皆さん、城壁と田園と宗教が似合う幻想世界へ旅立ってみてはいかがかと。
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Secret

No title

僕はやっぱり姉には頼られたいと言うより管理、いや支配されたいですね^^いろいろと。
あれっ、なんかヌキゲーしかない予感ww

No title

美少女ゲーにおける目上ってやたらクセあるよね。
ドSとかドMとか、わけわからん対外事情持ってたりとか。

個人的には俺妹の真奈美ばーさんみたいのが
お姉ちゃんだと一番良かったりする。もっさりほわほわしたい。

No title

む、もう琥珀エビスの季節でしたか。
最近金欠でサントリーの~の贅沢シリーズが中心でした。
それでもエビス青は賞味しましたが。アレは美味い。

妹考察、興味深く読ませていただきました。
今現在リアル妹のいる大泉くんの場合をやっているのですが、なるほどコレは面白い。
まだまだ途中ですがリアル造詣の栞とべびプリ造詣の麻衣という
いわば三次元と二次元のままならなさを同じ土俵に上げた変化球で、
関係性の妙をうまいこと出してるなと思います。
本領発揮はトゥルーシナリオらしいので今から楽しみです。

どうもカリスマ的な人気を誇る姉キャラはどこかしら欠落してたり破綻してたりする姉が多い気がしますね。
秋桜のすずねぇとか、Crescendoのあやめ姉ちゃんとか、パウエルさん家のアネキとか。
そのくらいシャレにならない事をしないと壁は突き破れないって事でしょうか。
とはいえ最近は霙姉さんみたいな老成してるけど弱点が多すぎてこちらが保護者的にならざるを得ないいわゆるダメ姉も増えてますし、
姉萌えも一概には言えないというか、進化してきているとも思いますが。
まぁリアル姉のいる私の場合姉キャラはいまひとつ食指が動かないんで知った風な口しか聞けんのですがー。


全くの余談ですが、ハトプリ映画が凄まじく良い出来で大満足でした。
もしまだ見に行かれていないのであれば是非に劇場へ。

No title

アスカクルーズはちと苦味が強い感がありましたが、今年の琥珀と比べれば
まだ安定感ありましたね。

大泉くんはいいですよね。
兄妹だから気を使わない、逆に兄妹だから気を使ってしまう部分などを
ドラマチックに誇張してるなって思います。
主人公が能動的な作品は大体において滑らないというパターンにも
カッチリはまってたり。かっこいいぜお兄ちゃん。

霙姉さんの芸風はまだまだ斬新ですよね。無能クール。
それでいて眼力というか度量が広いところとか。
欠点を補って余りある人は魅力的に見えますが、
欠点だらけでこちらから容認しないと何も先に進まないような人は
面白くもなんともない。

ハトプリ大人気ですね。
実は劇場に足を運ぶたびにチケット売り切れてたり。
子供向けだから時間が早くて上映回数が少ないのがきついです。
休日なんてとてもじゃないけど間に合いません。
プロフィール

石川蔵人

Author:石川蔵人
基本的に何もやってません。消費者。

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