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ストラグルバインド

魔法の枷で縛り上げ、魔力の発動を停止させて相手を無力化するリリカルなのははクロノくんの魔法ですが、
設定だけ聞くとSMの縛り縄と大して変わらない気がするこの不思議。クロノくんマジ変態!
それはさておき日記です。プリキュア見逃しちゃったから鬱憤晴らしで長めに書くのよ。

・螺螺螺ラブバインドッッッ
先日買う宣言をしたラブバインド。購入しすでに一周クリアしているのですがまずまずです。
良くも悪くもミドルプライスなりのボリューム&作りこみ感ですが、ゲームコンセプトがこれ以上ないくらい
ハッキリしていて、そこからのブレが少ないからだるくならずにクリアできました。

そのコンセプトであるところの
「SMだって立派な和姦・愛情行為である」
「SM的コミュニケーション」

は、かなり具体的かつ分かりやすく表現できてるんじゃないかと思います。
ぶっこわれたドSの主人公が信じられないような暴行手段をもって女性を手前勝手に肉奴隷にするのが
大体におけるエロゲーのSM行為ですが、本作の場合主人公が暴力ダメで心根が優しいという
その界隈において珍しい変人なので、やりたい事もやる事も、凡俗とは大きく異なります。
そんな、ヘタレだけど譲れないパトスを持ち合わせている主人公への、ヒロインたちの反応がかなり楽しめる。

人間としては完全に主人公より優位だけど、SMという全く未知の世界に引き込まれてのめりこむ幼馴染。
下級生のくせに上から目線&SM上級者で、主人公を挑発してやる気を燃え上がらせる後輩。
素人投稿誌のクィーンという素性を隠し、興味津々な主人公をゆったりリードする女教師。
三者三葉の態度に、それぞれ主人公が「一緒にやってみよう」「やってやるぜ!」「やらせてくれるの?」
といった反応を持ち、ちゃんと全体的にSM行為が主役になっているのが良い。

劇中様々な要素があってSM行為に手探りにならざるを得ないおかげで、互いの同意を前提として
行為がエスカレートしていく辺りが、本作の一番のコンセプトなんだと思う。
SMとはSがMを破壊して勝手に満悦し、Mが理不尽の喜びのたうつという奇怪な関係ではなく、
Sは「してあげる・させてもらう」という行為にときめき、Mは「されちゃう・させてあげる」という行為にときめく。
互いの心身に為し為される事はそのエスカレート延長線上にあるだけの事で「残虐=SMじゃないんだ」
って言いたいのだ。
劇中度々見られる「パートナーを褒める」というアフターケアがその辺を良く浮き彫りにしている。
腰が引けている幼馴染は主人公に褒めてもらう事で安心し、喜び、ますます興奮する。
強気な後輩は自分の知識と興味、性欲に追いすがろうとする主人公を褒め、やる気満ち満ちるパートナーとして
育つことに喜び、感謝する。
先生はやっと見つけた日常のパートナーの未熟さを可愛がりつつ、そんな相手に自分がどこまで
されていけるのかを想像し、興奮する。
心理状態が肝要なSMプレイですが、ミドルプライスのくせになかなかどうしてその本質に鋭く切り込んでいる
良作だと思います。

問題はゲームの作りが致命的に粗いことでしょう。
育成パートは固有ルート入ったらエンディングまで無制限に成長し続けるだけ。
モザイクがややでかい。なにより卑語が今時びっくりの全修正。逆KAGUYA消しとでも言えばいいのか、
おちpんちんどころかoピ――――nですからね。音声データ壊れてるんじゃないかとマジで思いました。

作りが粗い事を指摘してから言うのもなんですが、最近ミドルプライスゲーに当たりが多い気がします。
こないだのリア妹大泉君もそうですが、低価格ゆえの低ボリュームを余儀なくされる事で、かえって
ゲームの方向性がぶれずまとまりのいい作品に仕上がってるように見えます。
実は金をドブに捨てているに等しいクリック作業パートがやたら長い大作ADV(笑)より、
こういったゲリラ性の強いテーマ最優先作品の方がメーカーもユーザーも呼吸しやすいような気がする。
なにより、エロゲーなのにちんぽしごいて疲れる前にクリック疲れで眠くなるとかおかしいよね。



・最近のラノベ
ホライゾンとべびプリとバカテスの読みました。
ホライゾンはまた凄まじい急展開と転機を迎え、鳥肌モンの内容に。何書いても致命的なネタバレになる気が
しますが、一つだけ言えるとしたら表紙の銀髪現役娘乳爆弾すら自重せざるを得ない熱い物語力は約束できる。
べびプリはまぁいつも通り。年少組完全放置のピンク色な内容に寄り過ぎてて正直苦手シリーズに
なってきたのですが、まぁ終わるまでは読みますともよ。ほぼ否定的な感想しか持てないので
違う意味で書けません。
バカテスもいつも通りなのに、コメディの切れ味が落ちないのは素晴らしい。
しかし本懐であるはずの試召戦争ネタが入ると途端に失速する辺り、初期とは別物ですね(笑)

で、この頃はもう一冊読んでたり。ファミ通文庫より
「ただ、災厄を狩る剣のように(著・アズサヨシタカ)」です。
ネタバレを盛大にするので格納します。
 
 
 
一言で言うと「これなんて『とある罪悪の型月作品(タイプムーン)』?」
とするしかない作品です。清々しいくらい流行り要素にまみれまくり。笑った。以下あらすじ。

イマイチ使えない超能力と本気で役に立たない特異体質を持つ主人公・音無くんは
ある日悪魔狩りを自称するガイジン少女と出会いました。
それをきっかけに彼は非日常の闘争に巻き込まれて―――


うん、ブクオフ行けば千円で何冊引き取ってこれるんだコレの同類。書いてて恥ずかしいテンプレだわ。
じゃあなんでこんな作品を取り上げたのかと言うと。

作中において、「罪と罰は、それは人間心理の善や悪とは分離しているのだ」という概念が提示される。
頭のおかしい父親に苛烈なDVと、「それが父親の愛にして、世界でたった一つの愛だ」という
洗脳を受けている少女が、
たまたま出会った主人公に解放された事で、主人公の優しさを本能的に感じ取る。
だが、洗脳が過ぎた彼女は ”他人(主人公)から” 優しさを受け取ってしまったことを父親への背信だと誤解し、
すでに精神崩壊していた自分を間違った罪の意識で追い込み、怪物へと成り果ててしまう。
悪魔狩り達はそんな彼女を滅ぼし、娘をそうまで追い込んだ父親に罪はなかったと切り捨ててしまう。
それはなぜかと問うと、父親は頭がおかしいだけで本気で娘を愛していた、その思いは罪ではない
娘は自分自身に罪を感じてしまったから仕方ない―――と。

デビュー作でこういった表現の面倒な観念を具体的に描ける腕前を持つのに、なんで全体的な想定を
ボロボロの二匹目ドジョウにしてしまうのか、惜しまれて仕方ないのである。学校は国語の授業で
だれしも習ったはずだ、「何を書きたいのか考えてまとめてから、ソレを伝える文章にしろ」と。
だが本作の場合、「ラノベを描かなきゃいけないのが第一の所を自分なりに味付けしてまとめて見ました」
みたいな本末転倒感がすごいのだ。
出てくる登場人物も、設定から思想、武装に至るまでいかにもラノベなクセがついていて、テンプレが
透け透けになっている薄っぺら。そんな人物たちが重いテーマを扱おうとするから余計に全体が軋んでいる。

ラノベは定義して書くもんじゃないと思う。出版がライトメディア系で、挿絵が漫画アニメ的で、
ユーザーがそう認知すればどんな作風でもラノベになってしまうのだ。
だから作品を合わせるより先に、肩書きや出版元に関係なく絶対的に面白い作品でなければならない。
そう考えるとじつにお粗末で、残念な作品だったといえる。
ここまで長々と書いた事からも察せられるように、俺はこの作品がそれなりに好きである。
リヒャルトからものすごいステイルくん臭がしようが、表紙メインヒロインのリンが
途中で豪快に無駄死に退場しようが、ヒロインの座をタナボタで継いだメイドさんこと
フィナアルカナに全く萌えなかろうが、
主人公が遠野志貴のアサシン体質と上条さんの説教フラグ建築体質兼備の中二チートだろうが好きだ。

まぁ結局なにが言いたいのかというと、見せ所を間違えた技量や才能なんて下手と変わんないって事です。
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comment

Secret

No title

大ヒット作やシナリオゲーはまだまだフルプライスが中心ですが、
属性特化した抜きゲーはロー・ミドルの方が充実してきた感がありますね。
特に寝取られなんかは主戦場はほぼ同人に移ってる気がします。
元々ユーザー間での嗜好の差が大きいジャンルだけに、住み分けが出来てきてるのは良い事かと。
勿論年に何本かはどっしりしたのも欲しいのでフルプライスも頑張ってほしいとこですが。おとボク2面白かったし。

べびプリ小説は3巻途中から積んでるんですが、嫌な予感が当たっちゃってましたか……。
幼年組無視したべびプリなぞ凡百の萌えコンテンツと変わりありますまいに。
下のラノベとも相まって、何が自分の武器かということを把握してないと駄目だってのはどの業種でも同じですね。

No title

「エロ以外の部分を作ろうとすると途端に手間隙がかかる上に
 出来も怪しくなる」

という、エロゲ制作の現実が如実に見える昨今です。
エロがよければ薄っぺらなヒロインにも思い入れが湧きますが
逆は殆どないですし、やはりエロゲがエロを軽んじてはダメですねー。

個人的には、正直凡百以下という所です>べびプリ
奇想天外な世界設定と至極普通なラブストーリーとが、互いに足を引っ張り
もつれ合ってる印象。
姉妹同士で陽太郎を取り合うような最近の展開は無駄に胸が痛むし、
恋愛感情がメインになっているから家族の殆どが空気になる。
天佑、という言葉で片付けるにも無理があるほど幸せな環境に置かれてるのに
肝心カナメな所で自分の不幸体質に逃げ場を求め、姉妹たちのために
頑張れない陽太郎にも嫌気が差してくる……てな具合。

家族ならではの立ち向かうべき問題、家族だから解決できる難題を
用意するのがべびプリというか家族モノの本懐なのですが、
ラブバトルとか言い出しちゃった辺りから企画全体が迷走し、
見放すユーザーも少なくないというのは本誌の展開からも読み取れますね。

ぶっちゃけあさひや虹子とすぐ結婚したいとか思わないですもん。
その前に幼児ならではの空気で癒して欲しいです。
結婚とか出産とかその仕込み的肉体行為とかはその後でよいのです
(結局ヤるのかよ)
プロフィール

石川蔵人

Author:石川蔵人
基本的に何もやってません。消費者。

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