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痴ラクルトレイン ~隈野線へようこそ~

安売りになってたので買ってしまった「最終痴漢電車3」プレイ中。
痴漢×厨二病という、相反する要素を掛け合わせた事による化学反応が一時話題を呼んだアレです。

プレイしてみると分かるんだけど、実際のところ厨二魂が猛るのはストーリーパートと痴漢技の演出が
ほぼ全てで、後はいわゆるエロゲー的痴漢のテンプレだったことに少々落胆。
凄腕の痴漢とか、痴漢のコミュニティとか、十数年も前からやりつくされた要素に乗っかってる。
というかゲームの装丁の中で主人公として痴漢を動かすには、こういう体裁を取って世界観に
潜り込ませるしかないんだろうね。
まぁやりつくされた要素だけあって、普通に面白いです。
知ってても鷹取先生のソウルフルな痴漢スタンスには笑ってしまうし。
「我が迷宮へようこそ」「―――では、食事の時間だ」で噴いてしまう。

M&Mさんの絵に触れるのはそれこそ人形の館以来にもなる久方ぶりなんだけど、
昔に比べてだいぶエロくなりました。元来萌え路線に乗っかってるほうがおかしな作風の方なので
こういった、女の肉感を強く感じさせるべきゲームにおいては無類の破壊力が出ますな。
お気に入りヒロインはアリサと悠璃。筋金入りの淫語属性なんで。
全部はクリアしてないんだけど、ストーリーはやっぱり残念そうな感じ。

ヴァイスシュヴァルツの影響で、アニメの「刀語」もちょっと観てみた。
3巻で「は?」ってなって4巻でポカーンだったのでもういいかな。
つまんなくはないけど、めだかボックスから読み取る限りでの西尾作品の悪いところばかり
ピックアップされてる感じであまり好きじゃない。信者は大変好みそうな気がするけど。
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老人性都条例

ヤンマガでやっている「コッペリオン」が(無期限?)休載の危機にあるらしい。
その理由は、読者には言わずもがなだろうが、原発問題で崩壊した都心の探索のために
遺伝子操作で生み出された、生まれつきヌカ耐性がぱねぇ女子高生たちのお話だから。
他にも、アニメのベルゼばぶでそろそろ学校がぶっ壊されたりするシーンが出る回があって、
それが規制の対象になるらしい。もちろん最近のまどかなど皆まで言うまでもない。
キュゥべえさんじゃなくても「どうかしているよ」と言いたくなるこの頃である。

毎度の事ながら、この辺のくるった危機意識をぶっ放す人たちの耄碌っぷりはどうしようもねえなと思う。

現実に漫画の認識を持ち込むのは確かに危うく、よろしくないことだ。
が、逆に、漫画の認識に現実を持ち込むのも同様によくないことだとわからないのだろうか。
漫画は活字より圧倒的に読みやすい、飲み込みやすいのは事実である。
それゆえに、これはどうみても現実にありえる事じゃないよという作風で描けばそのガードも込みで
作者のメッセージも伝わる。
逆に写実的な画風と現実味の高い世界観の中で、良くも悪くも人間性を強く描き出す作風の方が
なまじ飲み込みやすい媒体で伝わってくるだけに、余計にネガティブな感慨を得る事もある。
「闇金ウシジマくん」の実写ドラマとか、未だに誰得だよって思う。
アレはある程度認識の整った大人が、現実にありえそうだけど漫画で描かれるくらいだから
きっとフィクションだろう、そうであってくれって感じちゃうスリルを抱くくらいしか面白いところがない。
それを実写で、生の人間が演じてはダメだろう。
漫画でようやく許される現実味を、現実側に引っ張ってはいかん。

話は戻って、たとえばコッペリオンという漫画が
・原発ぶっ壊したらオモシロそうじゃね?メwルwトwダwウwンwwwwwテラ見たスwwwwww
・ヒャッハー世界って素敵やん? 今から原発に爆弾仕掛けに行こうずwww
みたいな内容だったら自粛対象にはなると思う(そもそもアイディアの時点でボツだろうが)。
が、どっちかというと本作は核汚染の悲惨さを知らしめ、その中で生きていかなければならなくなった人類の
艱難辛苦を描いているため、核の悲惨な側面と、それを防止・減耗していくための努力を惜しんでは
ならないというメッセージを伝えうる、ある意味世情にとって助けにさえなる作品だと思う。

それを徒に「今はとにかく、原発・核はヤバイ!」と盲目的に潰しにかかるマネは、
好意的に見積もってもアタマが残念な人のバカ踊り程度にしか表現できない。
ベルゼやまどかにしてもそう。これはフィクションであり、現実には関係ない。
ましてこれらの作品のそのようなシーンから、どうやって現実に悪影響を及ぼす具体的なインスパイアを
得られようと言うのか、理解に苦しむ。今風に記すなら、
「『これはフィクションですが?』『いいえ、ノンフィクションです』
という問答をしてるようなもので、QBさんでなくても「わけがわからないよ」である。
俺なんてチンコついてる時点でほむほむできる可能性ゼロだっつの。

真面目な話に戻って(ほんといちいちズレるなぁ俺のトークは)
一番問題なのは、このような盲目性は、本来一刻も早く取り戻さなくてはならない「日常」を狭め
規模の多寡はあれ「混乱」を長続きさせる原因でしかない事なのである。
身近な話題で言えば、此度のガソリンや食料品の不足など、まさにそれである。
アレの原因はもちろんインフラの壊滅による物流の硬化が大半だが、理由の中には
過剰なまでに時勢報道へと絞り込まれたメディアによって「今手にいれとかないとヤバイ」という認識を
植えつけられた一部の方々が躍起になって買い漁りに走った結果でもある。実際、一部の小売店では
かつてのコメ不足のときには見られなかった
「モノはあるので買い占めないで下さい」「多くのお客様に公平に行き渡るようご理解を」
という珍妙な告文すら掲げられている。
「真実を伝えなければならない」という目先の良識に走り、偏重な情報で選択性と判断力を奪うマスコミ。
「大々的に報じられてるんだから真実に違いない」と見識を放棄し、マスコミに依存し良識を捨てる衆愚。
これではいけない。規正配慮は当然大事だが、本来規正はそれより先に
情報の好悪を自分で判断する力が規正される側についていなければ意味がないのだ。
物資問題に関しても、単にがらんどうの店内と憤る市民だけを映すのではなく、
物資が不足している理由としての崩壊した路面や、そのせいで運び出せないまま
生産地や物流センターにある物資
、さらには店側のお願いを無視して個数制限を破って買い占め、
危機感がある賢い消費者のふりをするバカ
をきちんと流すべきなのだ。
津波が退いた後の車から亡骸を見つけたとか、それは衝撃で痛ましい事だろうが、
そればかりをやっても被災地の方々だって報われない。大体あれ捏造とか言われてるしな。

話は大きく戻って、失った日常は地道に取り返すしかない。
しかし、テレビ番組や漫画のように「すでにあるもの」を出し惜しむのは違うと思う。
増して今回は理由が理由であり、一度引っ込めてしまえば後で出すタイミングなんてありっこない。
「それを見るだけで被災当時の事を思い出す人がいるかもしれない」なんて言いだすバカがいれば
結局それまでだからだ。
(そこへいくとまどかのWeb放映は本当にありがとうとしか)

まぁこういう事は、実際震源級の被災をしていない身だから言えることかもしれないという自覚はある。
だが災害はあくまで予測のつかない偶然である。
辛くても苦しくても、「偶然」を「今後の自然・当然」とする態度を、少なくとも俺は
人として正しい、強い、優しい事だとは思わない。
実際、どこよりも早く通常の番組を放映する姿勢を整えたテレ東に対して
アニメが見れるかとは別の意味で救われたと感じた人はそこそこいるだろう。
自分の意図とは別の原因で人を傷つける事を不安がるよりは、自分の意図どおりに人を楽しませるプラスを
俺は求めたい。人の価値観なんてそれこそ数え切れない差異があるのだから、
自分の意図とは別の事でキレられても言いがかりでしかないし、逆に自分の配慮が足らず
なるほど被害を訴えた人の言うとおりだったらそこは素直に詫びて、修正したいと思う。
申し訳なさと、気付きによる成長を与えてくれた感謝とを同時に述べる事は偽善なのかね?

だいたい個人的に重大なのはむしろ、そもそも痛ましい世間にさらに深刻な影響を与えようほどに
コッペリオンが洗練された漫画だとはさほど思えない事と、まどかに比べれば
ある意味ヌカ以上の科学が引き起こした事故によって崩壊した都心
特に必然性もないアヘ顔晒す女学生の映像を普通に流したとある2の方が
よっぽどヤベエわって事なんだけどね!

バカの一つデレ

元バイト仲間がバイト先でラノベ取扱担当になったこともあってか、ラノベ数冊読んでみた。
フェイトゼロが面白すぎるので本当は他のなんて読まなくても満腹なんだけど。

・喰 -kuu- (作・内田俊 MF文庫)
大食いをテーマにしたスポ根系、ちょいラブ要素ありのコメディ。
予想に反してけっこう面白かった。
かなり以前にファミ通文庫で読んだ「千の剣の舞う空に」という作品とちょっと似てて、
唐突に夢を絶たれた主人公が新たな情熱の置き所を手に入れる展開が好きです。
少年を主人公にするなら情熱を題材にして欲しいと常々思っているので。
おっぱいやぱんつやおまんこは別のジャンルでたっぷり摂取するからよう。

・棺姫のチャイカ(作・榊一郎 ファンタジア文庫)
さすがベテランと言うべきか、おもろかったです。
ファンタジーも厨設定も熱血も萌えもバランスよく配合され、'90年代後半~2000年代前半期の
ラノベの見本と言えるできばえ。
不安があるのは、いきなり全世界レベルの戦争の火種が完全にバラされているため
短期的にも長期的にも、続けるのが難しそうな所。畳みにくい風呂敷を一気に広げた感じ。

・犬とハサミは使いよう(作・更伊俊介 ファミ通文庫)
かなりおもしろかった。できばえ云々を語る前に、楽しませてもらった。
主人公とヒロインのキレたやり取りが軽妙で笑いどころてんこもり。
ただ、明らかに不要なパロネタが乱打されるあまり、作品全体が安っぽくなってるのが頂けなかった。
大筋においてパロに頼ってる要素がないだけに余計に残念。
本作に関してはヒロインはデレない方が面白かったと思う。あ、ネタバレかこれ?
あと、突然中二的なバトルが始まったり、突拍子もない大事件が起きたりする辺りは
この人たちの作風というよりはえんため大賞の求める要素の定番なのだろうと思いました。

気がつけば3冊とも主人公が特定方面への情熱を持っていたことにちょっとびっくり。

さて、今回の追記要素はラノベらしい修飾の必要性について。
チャイカを除く2冊に透けて見えたのは、いかにもラノベっぽい味付けをするためのキャラクター・言い回し
「喰」にはヒロインに病的にデレている先輩女子やキチ系の部長など。
「犬」にはハルヒvsキョン、ガハラさんvsアララギのような、乱暴なようでいて馴れ合い感の強いやりとり。
そして前述のとおり、元ネタを誰もが知っているレベルのパロディ引用。
いずれも読書中に「う~ん、これっていらないよな」って思わされた部分。

ラノベらしさってなによ、という話はよく議論されるようですが、個人的には
現存・再現性のない事象・性質を、作品の根幹に組み込んでいる事が明らかに読み取れる
点に尽きるんじゃないかと思っています。要は、設定と筋書きだけでラノベは名乗れると僕は考えています。
その見地からすれば、文章やキャラメイクの観点からラノベらしさを付け加えるのは蛇足なわけで。
この蛇足が目に付くと、欠点ばかりが目に入ってくるという不思議な現象が起きます。

(一応この考えはあくまで僕個人の定義であり、世の中には逆に
 「組み込まれた非現実に現実味を持たせる事で作品の味としている」傑作もたくさんあるでしょう)

例えば「喰」の場合、大食い以外特徴がないはずのヒロインが、ムダに言い回しが突飛で
他のキャラとカブって見える点。
例えば「犬」の場合、そもそも死んだ主人公が犬に転生する必然性が物語上皆無な点。
(ヒロインとの力関係の設定としては、犬の弱小さはうってつけなんですけどね)

チャイカや、冒頭で絶賛したフェイトゼロはこの辺の仕上げに全くソツがなくて、年季と地力を感じさせる。
多少オモシロ狙いの言い回しはあるものの、逆にそれらは作品の根幹からすれば寄り道であるという姿勢が
明らかに読み取れるから文章から浮いてるという事がない。
「喰」とかは明らかに蛇足をウリにしている節があるので鼻につくところが残ってしまう。

まぁいずれも取れ高のいい作品ではあったからディスる気はさらさらないんだけど、
ラノベの大半は受賞作改稿という形式とはいえ、賞を狙ったのが丸分かりの筆致は単行商品としては
いい加減どうなんだろうって思うんですよね。

考えてみるとバカテスはすごいな。パロに走る事は一切なく、作者の筆致と設定だけでブレることなく
あのアタマのおかしい路線を突っ走っている。なにげにラノベにおける十年単位の傑物じゃないだろうかと。

遠い国の不幸せ 対岸の火事なのか?

すごかった、というか今なおすごいことになりまくってますね、大地震。
ぼくが30年ほどムダに生きてきた中でもすでに何度か都市壊滅級の大地震は発生していますが、
関東圏をまっぷたつにするように発生した今回の災害は都市機能の麻痺っぷりが半端じゃない。
加えて今回は日本が対策をとっていない、というか対策のとりようがない攻撃力を持つ、津波という追撃のせいで
沿岸部が目を背ける事も忘れてしまうほどの惨状を呈しています。

困った時はお互い様、なんていうけれど、人間ほんとうにやばい事態に直面すると
そう思うことすらできないというのを痛感しました。
どうにも自分の問題と考えて恐怖することしかできません。
いま都市機能が十分に生きている場所に生きていられる違和感が、怖い。

とにかく、亡くなられた方、痛手を負った方々には心より哀悼と、愁傷を申し上げる次第。
災害支援指導の方々におかれましては、一刻も早い現場の救済と、まだ後衛として生きていられる我々に
何ができるかを広く伝え、ご指導頂けるようお願いいたします。

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プロフィール

Author:石川蔵人
基本的に何もやってません。消費者。

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