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さようならココろちゃんの巻

遅ればせながらミルキィの特番見たんだぜ。いやー面白かった。
バレもクソもない気がするけど一応細かい話は格納。

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いともたやすく行われるえげつない変態行為

3話を皮切りに著名人が食いつくなどして、作為的なまでの高評価を上げまくっているミルキィホームズ。
4話で些か安易にあざとい事をやり過ぎたと辛口な評価を気取っているヌルいミルキアンがはびこっていますが
あーゆー人たちはいったいどの立ち位置に我が身置きたいんでしょうかねえ。
石川さんはもう手放しに喝采であり、腹筋がバリツ寸前でございます。

奈須きのこさんがミルキィへの賛辞として
「知恵と知識をこねくり回して、全力で阿呆なコメディを作れるスタッフ」
という言葉を贈っていましたが、石川さんが4話でミルキィ株をさらに爆上げしたのがまさに
その辺を感じ取ったからなのです。
誰もが知ってる宮崎アニメを正々堂々と卑怯にもじり、いじり倒したのは上っ面のこと。
その裏でしっかりとパロをするに足りる理屈をこじつけているのです。

「バリツ」が発動するために必要だった要素に(かなり勢い任せで)前半に伏線を張ることで
何の前触れもなくパロをぶち込まない、ムダな準備を重ねた大道芸。
宮崎アニメもホームズ二次創作やってたんですよーという免罪符をもぎ取っての宮崎パロまつり
そして全体にパロを仕込むための土台には本家ホームズから一番のイミフネタであったバリツを引用
パロネタは確かに基本ヤリ逃げですが、ここのスタッフはヤリ逃げるにしてもちゃんと食材をそろえ、
下ごしらえをしている
のです。

ハヤテのように必然性のない勢い重視の突拍子もないパロ。
銀魂のように危険ネタに切り込んでいく勇気を賞賛される事でゴマカシが入るブラックユーモア。
絶望先生のように「風刺なんで」という空気をまとって容赦なく撃ちまくる遠距離攻撃。
そのどれとも違う、裸一貫で脳みそを絞りぬいてから挑むパロディだからこそ光っていたのです。

ネタ元の絵と似せる神作画とかぬるぬる動く手入れ具合などで視聴者や同業者にまで許してもらおうという
ヌルい考えは一切なく、布石をすべて打ってなお博打に挑んだスタッフの根性とキチガイ具合
どうしても惚れ込んでしまう。
とまぁ、こういったヨイショ理屈は抜きにしても笑えてしまうんだから仕方がない。
大体パロを抜きにしても4話は十分面白かったしね。

某動画サイトにおける視聴コメやスレ実況の中でも「まだ○○分しか経ってない…だと……!?」
みたいなコメが散見する点からも分かるとおり、ミルキィは実に映像内容が濃い
面白い、くないの問題とは別に、スタッフが見せようとして詰め込んだ小ネタ、演出が山盛りで
コチラに息もつかせぬ展開がすさまじい。その様子から、スタッフが視聴者に対し全力で挑み、
楽しんでもらおうとしている気迫が伝わってくる。品質以前にこいつらヌルくねぇって思わされる。
この辺、まかでみWAっしょいやオカルト学院にも同じものを感じました。

京アニの台頭以降、アニメは原作付きでなければスベるが必然とまで言われるようになり、映像化に際しては
いかに原作を再現しつつフィルムハウスの技術・作風を盛り込んでいくかに傾倒していますが、
元来アニメはテレビで流す「番組」。DVDを売らないと元が取れない、だからてんこもりの映像特典や
いちいちエロ表現ぶち込んでセルだとソラリゼーション取れますヨ~って時点で大分ずれている。
デジタル画質で撮り溜めて後で観る人や割れ厨のせいで視聴率も売り上げも取れないとかいうのは
やっぱり言い訳に過ぎない。
だってミルキィは最速で観たくなる。録りながら観て、また後で観る。
この衝動が喚起できない内容をテレビで流してる時点で今のミルキィには勝ててない。

そういう意味ではとらぶるや百花繚乱みたいなソラリゼ大乱舞はとっとと止めるべきなんだろうと思う。
アレは結局、モロ出しにしないとエロく見えないスタッフの技量に限界があるだけの事で、本来は
あのテの作品をテレビ番組で流す時点でソラリゼを必要最低限にする構築を考えるべき。
パンストはそれをよく分かってるからこそ大して修正もなく、がっつりオゲレツな危険球をぶち込んできて、
しかも笑いに変えられている。

あえて言うなら、パンストの小笠原さんや伊瀬さんの演技には「いいぞもっとやれ」と思えるのに
とらぶるの戸松や百花繚乱の釘の人なんかは痛々しく見えてしまう。
「なんかさー、もうエロゲの仕事と大差ないよね、色々と」ってなもんで。
前者と後者の違いは危険なネタに挑むにあたり、どれだけの準備を仕込んでいるかに他ならない。
パンストはこれまたいいトシこいて頭がおかしいスタッフの全力の映像勝負により、
ヌルイ演技では逆に恥をかいてしまうくらいテンション芸に挑戦できる。
しかし後者は持ってる武器はヌカランチャーでも全裸で歩いてるようなモンで、そりゃあお前
モールラットに噛まれても死ぬワイという感じなのである(分かる人がいなさそうなたとえですいません)

ちょっと話がずれてしまったが、ヨソを貶してまで何が言いたかったのかと言うと、
最近のアニメは技術面においてだけ優等生であろうとして、それ以外の点に対する努力が為されてないから
画面のデキは正直お察しレベルのミルキィでも余計に光り輝いて見えるって事なのです。
ワレワレ視聴者が、いや少なくとも石川さんがクリエイターの皆様に対して贈りたいホメ言葉は
「たいへんよくできました」ではなく「そこまでやるか。お前ら病院行け。だが感激した」なのです。
プロフィール

石川蔵人

Author:石川蔵人
基本的に何もやってません。消費者。

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